高圧洗浄機は家庭用で使うコードレス高圧洗浄機から、
船底の汚れを落とすような業務用高圧洗浄機まで用途によって様々な種類があります。
また水道や電源の有無によっても選ぶ高圧洗浄機は変わってきます。
しつこい汚れを吹き飛ばす、おすすめの高圧洗浄機の選ぶ方のポイントをご案内いたします。
ここでは、高圧洗浄機の動力別の特徴と使用地域での周波数の違いを説明いたします。どんな種類の高圧洗浄機があるのか把握することで、自分の使用環境と照らし合わせることができ、より適した高圧洗浄機をお選びいただけます。
電動式 | |||||||
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モーターの種類 | 水圧 | 重量 | 静音性 | 周波数 | 特徴 | ||
インダクションモータータイプ | 水圧重量静音性 | 周波数※ 50/60hz で使い分け |
特徴水圧、静音性、重量、耐久性どれをとってもバランスの良い性能。仕様地域に即したHzを選択する必要がある。 | ||||
インダクションモータータイプ | |||||||
モーターの種類 | ユニバーサルモータータイプ | 水圧重量静音性 | 周波数※ 50/60hz で両方対応 |
特徴比較的軽量で安価なものが多く、どの地域でも使用可能。インダクションモーターと比較し、耐久性、性能、静音性は劣る。 | |||
ユニバーサルモータータイプ |
バッテリー式 | ||||||
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水圧 | 重量 | 静音性 | 周波数 | 特徴 | ||
水圧重量静音性 | 周波数充電式 バッテリー |
特徴バッテリーのため、ホース長にとらわれず、電源がない場所での使用が可能。稼働時間があり、水圧は比較的低めで洗車向き。 |
エンジン式 | ||||||
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水圧 | 重量 | 静音性 | 周波数 | 特徴 | ||
水圧重量静音性 | 周波数ガソリン (エンジン) |
特徴電気やバッテリーよりも高圧力での作業が可能。エンジンのため、電気がない場所でも高圧作業が可能。稼働音が大きい。 |
コンセントからとる交流の電気に、「50Hz」と「60Hz」という周波数の違いがあるのはご存じでしょうか。発電所が使用する発電機の違いによって、周波数も変わります。現在では下記の地図のように住む地域によって周波数が違い、使える高圧洗浄機の種類も変わりますので、ご確認いただいてからの高圧洗浄機のご検討をお勧めいたします。
※ 混在地域は、ご自身でご契約中
の電力会社に
ご確認ください。
一口に高圧洗浄機の性能と言っても、様々な違いがあります。ここでは、高圧洗浄機のを選ぶ際に最も重要な性能「洗浄効率」「許容水温」「吸水方式」について説明いたします。
洗浄効率は、「吐出圧力×吐出水量」で算出され、数値が高いほど洗浄力が高いとされます。吐出圧力は水の勢いを表し、数値が大きいほど汚れを吹き飛ばす力が強くなります。なお、最大吐出圧力は製品本体の能力の限界を示すもので、実際に使用する際は最大吐出圧力に達することはなく、常用吐出圧力を目安にします。また、吐出水量とは時間あたりに噴射される水の量を示します。一般的には常用吐出圧力をもとに自身の使用条件に合った高圧洗浄機を選び、同じ圧力でも作業時間を短くしたい場合は吐出水量の多いものを選びます。こびりついた汚れを吹き飛ばしたいときは常用吐出圧力が高い高圧洗浄機を選び、広い面を洗い流したいときは吐出水量が多い高圧洗浄機を選びます。
許容水温とは、高圧洗浄機が耐えうる水の温度となります。中には冷水を吸水し、温水を吐出することのできる高圧洗浄機も存在します。一般的に水の温度が上がるほど洗浄効果は高くなります。温水での洗浄は油汚れに向いており、車のホイールなどに付着した油脂などは冷水での洗浄と比較すると落ちやすくなります。家庭用高圧洗浄機では40℃までのものが多いですが、業務用高圧洗浄機になると60~155℃まで対応しているものもあります。
高圧洗浄機への水の供給は、水道を直結し給水をする直結式と、タンクなどに貯めた水を利用する自吸式があります。両方を備えた高圧洗浄機もありますので、ご利用場所での水源確保の方法と用途に適した吐出水量をよく検討し、ご自身の使用環境にあった商品をお選びください。
高圧洗浄機には様々なアクセサリーが用意されており、使用環境によってより効率的な洗浄が可能になります。ここでは、人気のアタッチメントをご紹介いたします。
使用用途にあった洗浄機を選ぶことで、最大のコストパフォーマンスを得ることができます。様々なシーンに応じたポンプをご用意しておりますので、下記から最も近い用途をお選びください。